幼児保育の重要性は言うまでもなく誰もが認識しているところですが、保育園には必ずしも必要な教育がなされていないのではないかと誤解をされている方がいます。保育園は保育(子守り)をするところで、幼稚園は教育をするところだなんて、誰が言ったのでしょう。

 

 これは実際の保育を知らない人が言ったとしか思えない俗言です。保育園は、専門職としての国家資格を持ち、子どものよりよき成長を願いながら、日々、自らの資質の向上に努める保育士が対応しているのです。0歳から個々の発達段階を踏まえた教育や3歳以上の社会的小集団の中で、就学を前提にした必要とされる幼児教育が、確実に行われているのです。

 

 和光保育園では、教育と運動の町「協和の保育園」として、長い間特色ある活動に、和光和太鼓を取り入れた音楽教育と、元フライトアテンダントの英語遊びを取り入れてきました。毎朝、運動場での走りと、ホールでのマット運動、市の運動会リレーでもトップを占めております。又、世代間交流や異年齢交流をはじめとした地域とのふれあい事業にも力を入れてきました。

 

 そのことが、地域住民から幼児教育の施設として高い評価も受け、保護者からも大きな期待と熱い支援をいただいてきたと思っています。経営面だけにとらわれずに、保育園ならではのより専門性の高い教育を目指し、子どもたちのより良い育ちを保護していくことは、決して容易なことではありません。

 

 平成21年4月から和光保育園は従来の保育園とは違い、0歳から、落ちこぼれもなく全員が教育と運動に、心の力、学ぶ力、からだの力のこの3つを基本として専門家の指導により、素晴らしい子どもたちに育てていきます。今すぐとは言いません。1年後、3年後になれば、垂水市内他、県内でもびっくりされる程に子どもたちの変わりように驚かれることでしょう。

 

 その成果を福祉大会や協和地区運動会、老人会等で披露いたしますので、お楽しみください。

 

社会福祉法人 協和福祉会
理事長 岩元 寛昭


inserted by FC2 system